ABAQUS

ジョブ間に依存性があるものをLSF上で流す

Abaqusには標準でdriverQueues.HoldQueueというジョブを流す準備(comファイルの生成)だけして実行しないキューが準備されている。これを"abaqus_v6.env"で from driverQueues import * queues['hold'] = HoldQueue() として登録しておく。依存関係のあるジョ…

伝熱結果のインポートでエラーを吐かずに落ちる

どうもインポート対象が4GBを越えると伝熱の結果を読み取り中にPreプロセスが落ちる。リスタート解析機能を使って解析を分割し一度の解析で読み込むデータ量を少なくしてやると流れる。 4GBってもしかして内部で32bit整数をデータインデックスあたりに使って…

Xvnc上でABAQUS/CAEを使う

Xming+PuTTYでリモートのWS上でCAEを使っていたのだが、描画が稀に乱れる、致命的なエラーが多発する、反応が遅いといった理由で別の方法も模索している。 その一環としてXvncをWS側で走らせてSSHのport fowardingでVNCのポートをローカルに持ってきた上でVN…

とりあえずXSD

書き終わったXSDを公開しておく。私が使わない部分は書いてないので万が一にもこれを使おうなんて考えを持った場合、使う部分が記述済みであるかどうか事前にチェックしておいたほうがいい。 <xsd:schema targetNamespace="http://www.masahase.mydns.jp/AbaqusResult" xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" xmlns:tns="http://www.masahase.mydns.jp/AbaqusResult"> </xsd:schema>

結果ファイルをUMLで表現(2)

とりあえず使いそうなのはまとめ終わった。 サブモデルだとかモーダル解析だとか無視している部分がかなりあるが修論で使うにはこれで十分なのでこれ以上は増やさない。あと、属性の型はかなり適当なので当てにしてはいけない。

結果ファイルをUMLで表現

解析結果のファイルから必要な情報を得るためにデータ構造を知る必要があるのでUML*1で表現することを試みている。でとりあえず、モデル定義の一部部分のみ表現してみたのがこれ。 UMLからXSD*2に落としてJAXB*3あたりで扱おうと思っていたのにこの図からXSD…

移動熱源の伝熱解析におけるステップの区切り方

本来は、Sysweldで使っていた方法だが、ABAQUSにも適用できる。まず以下の3ステップに分ける。 最初の要素への入熱過程 他の要素への入熱過程 冷却過程 入熱過程で、最初の要素だけを特別視するところがミソ。ここで一番発散するためここだけ細かく時間を区…

一歩目

やっと一歩目を踏みしめた感じ。提出期限一週間前にかよという突っ込みは痛すぎるので勘弁してください。 後は弾塑性の結果から固有ひずみの分布出してそれを基に弾性解析をかければ卒論用のデータがそろう。 ABAQUS、頑張って(某M助教授風に)。早く新しいワ…

とりあえず

やっと応力解析が一本流れた。しかしながら出てきた応力の値が低すぎて変形していない。物性値を間違えている可能性大。 後やっぱりバグがあったので修正版を公開。 *** READ FROM .fil *** C SUBROUTINE HKSMAIN C INCLUDE 'aba_param.inc' CHARACTER FNAME…

またもやサブルーチンが増えた

線熱源ということでノードに入熱していたわけだが、それだとあまりにも熱勾配が大きすぎるということでまたしても入熱用のサブルーチンを書いた。これで応力解析が流れてくれるとうれしいのだが。 C 線熱源用 SUBROUTINE DFLUX(FLUX,SOL,KSTEP,KINC,TIME,NOE…

サブルーチンデバッグ

前に公開したもののバグフィックス版 SUBROUTINE DFLUX(FLUX,SOL,KSTEP,KINC,TIME,NOEL,NPT,COORDS, 1JLTYP,TEMP,PRESS,SNAME) C INCLUDE 'ABA_PARAM.INC' C DIMENSION FLUX(2), TIME(2), COORDS(3) CHARACTER*80 SNAME REAL*8,SAVE:: TLAST=0.0D0 INTEGER,S…

やっぱり…

今日も論文書かなきゃいけないのにサブルーチンの機能だけ増えた。 増えたのは熱源サブルーチンのインクリメントにおける時間増分の自動認識(実際はこんな大層なものではない)と、ひずみ応力変換サブルーチンのすっかり忘れていたせん断ひずみへの対応。 SUB…

初期ひずみ

どうも応力解析の初期条件として初期ひずみは入れることができないようなのでひずみから応力を計算して、形式を整えて出力するサブルーチンを書いた。 最近、論文を書かなきゃいけないのに付録たるサブルーチンに没頭気味。 *** READ FROM .fil *** C SUBROU…

.filファイルの読み出し

専用のサブルーチンが用意されているのでそれを使う。 読み出されたレコードの1項目目と2項目目は整数で後は実数。よって共用体を使う。最初の項目はレコードサイズ。次の項目はレコードキー。あとはレコードキーに従った内容が入っている。 アトリビュート…