ルータ乗り換え

YAMAHA NVR510からYAHAMA RTX1210へ乗り換えた。
オールインワンVoIPルータから中小規模拠点向けVPNルータへの乗り換えとなったわけだが、乗り換えた理由はネット回線を実は2回線契約しているから。2つの回線を有効利用するためにはWAN側のポートが2ポート以上必要で、そういった製品となるともう家庭用ではなく、小規模拠点向けも通り越して、中規模拠点向けとなってしまう。

ちょうどヤフオクであったのでRTX1210を購入した。定価だと2倍以上するが、発売されてもう6年も経っているせいか、中古価格的には新品のNVR510とどっこい。

移行自体は、同じメーカなので楽だった。NVR510側でUSBフラッシュに設定ファイルを書き出して、ちょっと編集してRTX1210側に刺して起動すれば、ほぼほぼ前の設定を受け継いでくれる。あとは、2機種間の差異部分を詰めていけば設定完了。

移行して思ったのだが、純粋なパケット処理能力的には後発のNVR510のほうが上かもしれない。2回線で負荷分散すること自体は重い処理とは到底思えないのだが、CPU能力が明らかにRTX1210側のほうが劣っているためか、NVR510では行かなかったCPU使用率70%突破が発生した。RTX1210自体の後継機の発売が望まれる。

RTX1210自体が2014年発売開始なので、もうそろそろ後継機のアナウンスがあってもおかしくない。後継機の型番は、順当にいけばRTX1220だろうか。ISDN系の機能はもう必要ないので消えるとして、その分筐体自体をもう少し小さくしてくれると嬉しい。CPUは、現状のPower系のシングルコアから、RTX830のようなArm系のマルチコアへ変更だろうか。