移動熱源2

離散化部分が適当すぎたので結果、入熱量が振動してしまっていた。
とりあえず、溶接線方向についてのみ積分点間のことも考慮に入れられるよう、その軸上で積分してやって平均を出してみたのだが振幅は小さくなるが振動自体は収まらなかった。

Abaqusのマニュアルを読み返していたら次の一文が、

時間変化を指定して作用する流束を変化させる非定常伝熱解析では, 流束の値として, 時間インクリメント終了時の値ではなく, 時間インクリメントを通じての時間平均流束を定義しなければならない.

あぁ、時間軸で積分してやるべきだったのね。

となるとまじめに離散化しようと思うと4重積分ですか。モンテカルロ法しか実現方法が思い浮かばない。シンプソン法とかの拡張でいけるのかなぁ。全格子点に対してモンテカルロ法は適用したくないなぁ。

それにしても、このサブルーチンを組むのに参考にした今まで研究室で使われてきたものではそんなことしてないよなあ。まあその代わり、メッシュの切り方・インクリメントの時間増分の大きさが指定されてるけど。