図面

今、とある治具を設計している。前々から、その治具の設計に必要な図面は複数枚に渡る上に読みにくいといわれていたので覚悟していたのだが、修論のときに見た図面よりは分かりやすかった。といっても必要な情報が、4種の図面(骨組み、板張り、打点配置、表座)に分散しているのは確か。
またところどころ図面間で矛盾がある。拡大図同士を同寸法で重ねたとき、重複する部分で打点配置が重ならないとかどうすりゃ良いんだ。こんなのはまだ良い方で、同期の話によると構体図面と艤装図面間では、図面間の矛盾による干渉やらが結構あるということだった。設計さん、出図に際してはちゃんと確認してください。
他社の図面だったりすると、生産設備の都合上、こっちでは作れない構造になってたりする。まあこれは修正してもらうしかないので、そういった箇所を見つけて設計に投げる。事前に気づけといっても、こればっかりは無理かなあ。
最後に、やっぱり紙データだと作業できないのでDXFで良いからCADデータ必須。紙ベースのデータしかないとか言われたら絶望しかない。