仮想化に挑戦?

昨今の電力消費量削減の波に乗って一番古いPCであるCeciliaの分担分をFelicia上で再現できないか検討中。
FeliciaはSolarisでCeciliaはLinux。前のリリースまではBrandZ(旧称Project Janus)なるものがあって、SolarisのZoneコンテナ上でLinuxを動かせたんだけど、気づいたらサポート終了してた。となるとqemuかVirtual Boxを使って完全仮想化しかない。
といっても、別にLinuxにこだわる必要はない。役割の移行ができればそれで良い。取りあえずCeciliaがこなしていた役割は以下のとおり。

  • 外部ネットと宅内LANの分離と接続
  • PS3向けメディアサーバ (PS3 MediaServer)
  • 宅内LANの制御
    • DHCPサーバ
    • DNSサーバ (BIND)
  • その他OSS系ソフト利用

ここで、ネックになるのはメディアサーバ。メディアサーバのtranscoderとしてmencoderを使っているのだが、こいつのメインターゲットはLinux on x86。一応過去にSolarisに対応していた形跡はあるが最新のソースをひっぱてきてビルドしようとすると未対応の環境だからあきらめろ的なメッセージが出る。しかしながらOSS系のtranscoderはmencoder一択の状況なのでどうにかするしかない。

完全仮想化でCecilia丸ごと再現と機能のみ再現とどっちが良いかな。どちらにしても何かのあったときのために使い慣れたLinux環境は残しておきたい。