テキストエディタ

遅れ気味だが、以下より。
スラッシュドット・ジャパン | 初心者にお勧めのLinux用テキストエディタは?

Linuxで最初に触ったエディタはvi。なぜならXが起動しなかったから。Xがない状態でgeditとか使えるわけがない。途中emacsも使ってみたが確かに高機能だしカスタマイズ性も優れているのは認めるが肌に合わなかった。Xを使っていても基本的にターミナルが開かれているような人なので結局gedit等も使わず、vi(vim)が基本で今まで来ている。最近のvimはsyntaxhighlightも出来ればABAQUSのinpファイルとかだと自動的にコマンド行にはさまれたデータ行を畳み込んだりもしてくれる。今後もvimが基本だろう。

viやemacsは難しすぎるという人が多いが最近のバージョンは本当に基本的な機能だけを使うなら覚えるべきことは"メモ帳"と比べても大差ないと思う。viはモードという概念があり基本が挿入モードではなくコマンド用のモードなので入力が出来なくて戸惑うというのはわかるが最近のemacsは起動したらウィンドウが開いて(Xが使えるなら勝手に使って起動する)すぐにテキストの入力が出来、保存もメニュー(Xが使える環境ならマウスで選択可能)から出来るくらいには簡単なのだが。viもとりあえず起動したらiを押して保存したくなったらescを押した後ZZとだけ覚えても使えないことはない、推奨できないが。"メモ帳"代わりに使うぐらいならこれだけで十分だろう。それ以降は必要になったら調べればいい。というかこれ以上の機能が必要ならWindowsにおいても"メモ帳"以外を使うべき場面だろう。

テキストエディタということで思い起こせば最初に触ったものはDOS(on FM-R)上で動いていた"red"なるコマンドで起動したエディタ。正式名称はあいにくと覚えていない。次に触ったのはMS-DOS標準のEDITコマンド。redと順番が逆じゃないかという突込みがありそうだが父親がredを使っていたので初期はエディタといえばredだった。edlinは使ったことがない。でWindows3.1を飛ばして95の時代になってメモ帳では開けないファイル(初期のメモ帳は読み書きできるファイルのサイズ制限があった)とかが出てきたので秀丸を導入。中学生のときに生徒手帳のコピーを送って学生として無料で使えるように登録した。今でもWindowsでは秀丸を使っている。

vim秀丸を比べると一長一短。どちらもネイティブに使える環境で作業するときはいましている作業がキャラクタベースで完結しているか否かで使うエディタを判断しそう。いうまでもなくキャラクタベースですむならvim