たるさんのパソコンフィールド
前々から興味深く読んでいたのだが、そろそろ読むだけでなく意見を書いていこうかと思う。
ボトルネックに投資せよ。
まず、ムーアの法則が今後もそれなりの期間にわたって有効なことが前提のようだが、ムーアの法則に何時ついていけなくなるかと現状を観察している身からすると、かなり楽観的な予測だなあ。EUVで液浸までした後は電子線でも使うか。そろそろ現在の手法では集積度の向上は頭打ちじゃないかと。3D-SiPとかの方向にそのうち向かいそう。次に、その上で今のサウスブリッジにあたる数々のIFもCPUに統合されるのではないかとなっているが一番の問題はIF用のピン数な気が。チップの4辺すべて使ってもピン数が心もとないので小さく作れるのにこれ以上小さく出来ないという事例を聞いたことがある。

普通の人が8コアとかあっても使わない、無意味という意見には賛成。ただし私は欲しい。普通の人ではないのでネットサーフィンしながらとりためたアニメ見ながらバックで他のアニメのエンコードとかやってるので無駄にはしない。ただ最近はCPUパワーよりIO系がネックになっているようなのでSATAに見切りをつけてSASを導入しようかと思っている。あと、私用以外でもFEMだと処理の並列化はかなり昔からやられているのでそれなりに進んでいる。まあPCというよりHPCよりなのでx86にこだわる必要はないが。
個人的な好みだがpthreadをバリバリに使うよりもpardsでプロセスとして並列化させたほうがデバッグもしやすいし書きやすい。プロセスレベルの並列化といえばマイクロカーネルなんてマルチコアの恩恵にあずかりやすいのではないだろうか。各サービスは独立したプロセスなのでもともと並列化されているといえよう。