Plan9のfossil&venti or dumpfs

興味を引かれる。重要でかつよく書き換えるデータの保管先としてはいい選択肢だと思う。
バックアップの重要性を説いてもバックアップなどなく、いざ壊れたときにあわてたりバックアップされているものが古すぎて役に立たないなんてことがあるよりは新たな管理法を覚えるほうが存分にましだと思う。
推奨されているWORM*1のjukeboxタイプのストレージが利用できたら申し分ないが安価で大容量のATAのハードディスク(低速でも問題ない)をバックエンド(venti)に、ニアライン向けあたりのハードディスク(キャッシュなので低容量で可)をフロントエンド(fossil)にもってくれば十分高速だろう。というかおそらくネットワーク部分が一番のネックになる、10GbEとか使用してるなら別だが。SCSIに比べて低速といっても昨今のATAは十分速い。
CPUパワーはそれほど必要でないのでXenあたりでゲストとしてPlan9を複数*2立ち上げて使うのも面白いかもしれない。

*1:Write Once Read Manyの略。広義のウイルスに含まれる自己増殖型プログラムwormのことではない

*2:分散ネットワークOSとして開発された経緯からか基本的にPlan9は少機能のサーバー複数台(ex. auth+cpu+venti+fossil)を組み合わせて運用する